洋服のカビを落とす方法!洗濯やクリーニングで落とすコツ

洋服をしまっておいたら、こすっても落ちない汚れがついてしまったということはありませんか?その汚れはカビの可能性大です。

ここでは、洋服にカビが付いてしまったときに落とす方法について紹介します。

洋服のカビを落とす方法

洋服のカビを落とすには、まず原因となるカビの種類を突き止める必要があります。なぜなら、カビの種類によって落とし方が異なるからです。

  • 洋服のカビの種類
  • カビを落とす方法
  • なぜ洋服にカビが付いてしまうのか
  • カビを防ぐ方法

などを順に解説していきます。

衣類に付着するカビの種類は?

衣類に付着するカビには2種類あります。大きく分けて白カビ・黒カビと呼ばれるカビの種類ですが、黒カビは色素系カビとも言われ、赤やオレンジ、緑など様々な色をしているのが特徴です。

ここでは、白カビと黒カビに分けてそれぞれの説明をします。

白カビ

白カビは根元まで白い色をしているカビです。衣類に付くカビの中では軽い方で、悪化する前に取り除くこともできます。

これは見た目に分かりやすいからという意味もあり、カビの菌そのものを完全に取り除くにはしっかりした処置が必要です。

黒カビ(色のついたカビ)

黒カビというのは便宜的な呼び名で、実際には黒以外にも赤やオレンジ、緑などの様々な色をしているカビ全般を指します。

色素系カビと呼ばれるカビで、根元まで色づいているので素人が取り除こうとしても簡単に落ちるカビではありません。

黒以外の色素系カビは衣類以外には発生しないのが特徴ですが、色素系カビは一度生えたら完全に取り除くことが困難だと思っておいた方がよいでしょう。

洋服のカビを洗濯で落とす方法!

洋服のカビは、洗濯でも落とせる場合があります。

洗濯表示が水洗い可になっていたら自宅でも洗濯可能。ドライ指定になっていたらクリーニング店にお願いするのがおすすめです。

自宅で洗濯する場合は、酸素系漂白剤を用いての手洗い後に洗濯機にかけるのがよいでしょう。漂白剤なので衣類が色落ちしてしまう可能性はあります。色落ちしない素材かどうかを確認してから洗濯するようにしてください。

また他の洗剤や漂白剤と混ぜると危険ですから注意しましょう。酸素系漂白剤は金属製品や毛・絹などの繊維製品には使用できないのも特徴です。

自宅で洗濯する時は?

①バケツや洗面器などに40~50℃ほどの熱めのお湯を用意して漂白液を作ります。

お湯1リットルに対して漂白剤10gを目安とし、濃すぎる濃度にしないようにしてください。漂白液の中にカビの生えた衣類を入れたら、お湯が冷めるまで浸け込みます。

手袋をつけて衣類を優しく揉み洗いしますが、カビがなかなか取れないようであればここまでの工程を繰り返してください。

④カビの汚れが落ちたら洗濯機に入れて洗います。他の洗濯物と一緒に洗ってもカビが移る心配はありません。

ただし乾燥はしっかりと行うようにしてください。再びカビが生えないように生乾きの状態で収納することだけは避けましょう。

白カビには消毒用エタノールを使う!

比較的軽い白カビは、消毒用エタノールを用いると落とせる可能性が高いです。

①白カビの部分を衣類用のブラシで優しくブラッシングしてください。

②タオルなどに消毒用エタノールを含ませて、裏側から布をあてながらカビが生えている面をポンポンと叩きます。裏側からあてる布は色がついていないものにしてください。

③カビが落ちたら日に当てて完全に乾燥させます。湿り気を残さないようにし、カラカラに乾くまで干してください。

黒カビには酸素系漂白剤を使う!

黒カビはもともと自宅では落としにくく、クリーニング店でも完全に落ちないと言われることがあります。先に紹介した酸素系漂白剤を用いて処置を試すことができますが、落ちないことも多いことを覚悟しておきましょう。

あまりこすったり叩いたりして衣類にダメージを与えてしまうと、そのまま全体がダメになってしまう恐れもあります。

革製品のカビには重曹がおすすめ!

革製品にカビが生えてしまうこともよくあります。バッグをはじめ、ベルトなどはクリーニング店でも特別料金になりやすく、自宅でお手入れできれば助かります。

革製品のカビには重曹を使ってケアすることが可能です。

①重曹に水を混ぜて3:1の割合の洗浄液を作ります。

②ペースト状くらいの硬さになったら、柔らかい布に重曹ペーストをつけて革製品のカビを拭きとっていきます。

別の乾いた布で乾拭きをしたら乾燥させて終了です。

カビの付いた洋服はクリーニングに出せる?

衣類にカビが付いたら、すぐにクリーニング店に相談するのもおすすめの方法です。カビが悪化しないうちにお手入れすることが大切ですし、プロならではのカビ除去方法を試してくれるクリーニング店もあります。

ただ黒カビが生えてしまっている場合は断られることも珍しくありません。カビ落としには、通常のクリーニング料金とは別料金を請求されるのも一般的です。

洋服にカビが発生する原因は?

洋服のカビはなぜ発生するのでしょうか。洋服にカビが発生する原因について挙げてみましょう。

着用した衣類を洗濯せずに収納

一度着た服には、目には見えないようでも必ず汚れが付いています。あまり汚れていないからとそのまましまってしまうと、雑菌が増殖してカビになってしまうことがあります。

収納場所の湿気

衣類のカビは20~30℃と過ごしやすい気温でも発生しますが、特に湿気が高い場所では発生の確率が高まります。タンスやクローゼットなど衣類をしまっている場所の湿気が多い場合は要注意です。

クリーニング店のビニールをつけっぱなし

クリーニング店に洗濯を依頼して戻ってきた衣類にはビニールがかけられています。そのまましまっていると、ビニールと衣類の間に湿気がたまってカビが発生する恐れがあります。

ホコリ除けになると思っても逆効果になることがあるので、ビニールは取っておくのが正解です。

洗濯槽にカビが生えている

洗濯機そのものにカビが生えていると、衣類にもカビが繁殖する恐れがあります。洗濯槽は常に湿気を帯びているため、定期的に清掃しておいた方がよいでしょう。

詰め込み収納

タンスやクローゼットなどにぎゅうぎゅうに衣類をしまっていると、換気が悪く湿気がこもってしまいます。カビが発生しやすいだけでなく、多くの衣類にカビが移ってしまう恐れもあります。

部屋干し

外気と日光にあてて洗濯物を乾燥させるよりは、部屋干しの方がカビの発生確率が高まります。乾いているようでも生乾きでしまってしまいやすいこともあり、これを繰り返しているとほぼ確実に衣類にカビが生えてしまいます。

衣類を濡れたままで洗濯かごに入れておく

汗をかいたり雨などに濡れた衣類を洗濯かごに入れておくと、それほど長時間ではなくてもカビの原因菌が増えてしまう恐れがあります。湿り気を帯びた衣類は一度乾燥させるか、すぐに洗濯した方がよいでしょう。

洋服のカビを予防する方法

洋服のカビを予防する方法についていくつか紹介します。

除湿剤や除湿器を用いる

クローゼットに除湿剤を置いたり、除湿器を一時的にでもかけておくのは効果的です。梅雨の時期だけでもよいので換気に注意するようにしましょう。

収納は隙間を作って

詰め込み収納をしていると、衣類同士の風通しが悪くなって雑菌がまん延しやすくなります。

1着の衣類にカビが生えているのを発見したときも、他の衣類に移っていないかチェックしておいた方がよいでしょう。

衣類の収納場所の清掃

衣類をしまっておく場所は、常に清潔にしておくことをおすすめします。

雑菌は目に見えにくくホコリも毎秒のように溜まっていきます。毎日とまでいかずとも、1週間に一度はタンスやクローゼットに空気の入れ替えをしてホコリ取りをすることをおすすめします。

クリーニング店のビニールは取っておく

クリーニング店から戻ってきた衣類は、ビニール袋を取り除いて収納するようにしましょう。

ビニールを再活用できそうだったりホコリがかぶらないので便利そうに思えますが、湿気がこもってしまってカビの発生につながります。

一度でも着た服は洗濯する

軽く着用した程度でも一度着た服には必ず汚れや雑菌がついてしまいます。

体にも常在菌がついていますので、手で触っただけでも衣類には菌が付着するのです。洗濯せずにしまうと、確実にカビを発生させることになります。

まとめ

カビは発生する前に予防するのが一番です。カビが付いていることに気付いた衣類は、早めに対処するようにして衣類を大切にしてください。