パンプスの臭いを取る方法!原因から臭いを防ぐ履き方など解説!

パンプスを脱いだ瞬間にムワッといやな臭いがすることがあります。手で触ると、雨に濡れたわけでもないのに靴の中が湿っぽくなっていることが多いです。

「足は毎日清潔にしているのに」と不思議に思う人もいるでしょう。湿った靴を履き続けることは気持ち悪いですし、外出先で靴を脱いだ時に臭いがすると恥ずかしいですよね。

足の裏だって汗をかきます。靴の中が湿っぽくなっても異常ではありません。ただ適切なケアをしなければ、雑菌が繁殖してますます臭いが強くなります。

パンプスはちょっとしたケアをするだけで、清潔な状態に保つことができるんです。お気に入りのパンプスを長持ちさせる効果もあるので、参考にしてください。

パンプスの臭いの原因を把握!

パンプスが臭うのはデザインではなく足が関係している

履いている時にはおしゃれなパンプスでも、足を脱いだ途端に湿気や臭いが気になって、残念な姿に見えることがよくあります。靴のデザインによっては足が密閉状態になることはありますが、大きな原因ではありません。

オープントゥタイプでもサンダルタイプでも臭いは付きます。冷静にチェックすると分かりますが、靴を脱いだ後の足も湿っていませんか。極端な場合、屋内を歩いたところに足跡がくっきり残っているということもあります。臭いの元は足なんです。

パンプスが湿っぽい

パンプスのデザインと臭いは全く無関係ということはありませんが、履いている時間の方が臭い原因としては大きいです。

特に仕事をしていると、1日の半分以上は同じ靴を履いたままということがあります。皮膚には汗腺があります。足の裏にも汗腺はあるので汗をかきます。長時間履いたままの状態では、靴の中が蒸れるのは当然です。

またサイズの合わないパンプスも問題です。靴の中で足が動くので、より汗をかきやすくなるためです。「長時間履き続けない」「適正なサイズを履く」だけでも臭いは軽減できるんです。

ストッキングは蒸れる?

靴を履く時には靴下履くのがセオリーです。おしゃれで履かないという人もいますが、靴下やストッキングは靴擦れ予防になりますし、足の裏の汗を吸収してくれるので、靴の中が湿るのも予防できます。

ただ素材によっては汗を通しにくいタイプもあります。パンプスの中が湿って臭うのを防ぐには、吸湿性の良いストッキングや靴下を履くことも効果的です。

足の裏の汗

足の裏も汗をかきます。脇や首筋のように汗が流れる感触はなくても、汗腺がたくさんあって汗をかきやすい特徴があります。人によっては1日で約コップ1杯分の汗が出るんです。

基本的には、足の裏から出る汗そのものには臭いはついていません。ただ足の裏が汚れていたりストッキングや靴で蒸れると雑菌が繁殖しやすくなって悪臭となります。

足は清潔にする

毎日入浴しているという人の中には、シャワーで済ませているというケースが多いです。忙しいからという理由以外に浴室に湯船がないケースもあります。

シャワーを浴びながら体を洗うと、足の裏を十分に洗えず汗や汚れが残ってしまうことがあります。湯船に入れれば足の裏の汗はある程度は流れますが、足の裏を意識して清潔にすることが大切です。

毎日同じパンプスを履き続けている

「1日履き続けたパンプスを脱いだ状態のまま一晩おいて翌日も履く」ってことよくありますよね。履いた時にちょっと湿っぽいなと思っても、そのまま履いて出かける人も多いです。

靴が1足しかないというわけではなく、玄関に出ていたからお気に入りだから履きやすいからという理由がほとんどでしょう。

しかし、長い時間履いていた靴を湿気が残った状態で履き続けると、雑菌が繁殖して臭いの元になります。

パンプスの臭いを取る方法!

湿気を残さない

パンプスの中を触って湿っていると感じたら、臭いが発生するリスクが高まっています。一刻も早く湿気を除去することが必要です。

湿気を除去する方法はいろいろとあります。専用アイテムを利用すれば簡単ですが、毎日のちょっとした心遣いだけでも解決できます。パンプスの中に湿気を残さなければ、臭いの発生リスクを軽減できます。

新聞紙を詰めておく

最も簡単な湿気除去の方法は、1日履いたパンプスに新聞紙を詰めておくことです。濡れた靴に使う方法ですが効果があります。また新聞紙を詰める前に除菌効果のあるウェットシートで靴の中を拭いておくと消臭に役立ちます。

その後、新聞紙を詰めて風通しの良い場所に置いてパンプスの湿気を除去しましょう。

除湿剤を使う

新聞紙はインクが移って汚れる気がしてイヤ新聞紙の臭いがつきそうという場合には除湿剤を使用するとよいでしょう。お菓子や海苔のパッケージに使われているシリカゲル剤を利用してもいいですし、ドラッグストアでは靴専用の除湿剤も購入できます。

臭いが気になるときの対処方法

湿気も気になるけど臭いも気になってきた場合には、消臭効果のあるアイテムを使用するとよいでしょう。例えば消臭スプレーがあります。除菌・消臭効果があり速乾性なので、パンプスの中に湿気を残す心配がありません。

活性炭にも除菌・消臭・除湿の効果があります。市販の物を利用してもよいですが、竹炭や乾燥させたコーヒーカスにも効果があります。

全然取れない頑固な臭いを消すには?

重曹で頑固な臭いを消す

強力な臭い消しの効果があるのは重曹です。重曹は食用もありますが、掃除用のものもあります。100円ショップやドラッグストアの掃除グッズの棚に置いてあります。消臭だけでなく除湿効果もある優秀なパンプスのケアアイテムです。

重曹は粉末なのでお茶のパックや不織布の紙に包んで使います。片方に100g位が適量です。脱いだパンプスに入れておけば、翌朝にはすっきりとさわやかな履き心地になっています。

思い切って洗う

毎日ケアをしていても強烈な臭いが気になってしまったら、思い切って洗うという方法もあります。

自分で洗うことは可能ですが、クリーニングを利用すれば劣化の心配なく、染みついた臭いや汚れを取り除いて新品に近い状態に戻せます。

一般のクリーニング店で靴を取り扱っているところは多いですし、購入店で請け負っていることもあります。

パンプスの臭いを防ぐ履き方や保管方法は?

お気に入りのパンプスこそ毎日履かない

パンプスや靴は、複数持っていても値段に関係なく履き心地が良いものというのがあります。履き心地が良いとどうしても続けて履きたくなりますが、長く履き続けるポイントは毎日履かないことです。

最低でも1日おき、できれば2日おきぐらいのローテーションで履くと、靴の傷みが少なく、悪臭が付くリスクも少ないです。

履かない日は、除菌シートで靴の中を拭いて空拭きをしたあと、竹炭、コーヒーカス、重曹、除湿剤などを入れて、パンプス内に湿気がこもらないようにしましょう。

脱いですぐは下駄箱にしまわない

1日履いたパンプスは、すぐに下駄箱にしまわないことが大切です。帰宅したら、風通しの良い場所に干して、1日履いて吸収した汗を飛ばすことが必要です。

保管するのは一晩干してからにします。長期間保管する場合には、靴の外側は汚れを落としてブラッシングや靴墨などでケアをします。内側は除菌シートなどでしっかりと汚れと臭いをふき取ったり、除菌・消臭スプレーをかけてケアをします。乾いた布などで空拭きをして湿気をぬぐってから、数時間干して乾かします。

箱や下駄箱に収納する際には、靴の中に除湿剤を入れておきます。湿気が残った状態で保管すると、臭いだけでなくカビの温床にもなるので注意が必要です。

まとめ

 

パンプスの臭いを予防するには

・湿気を残したままにしない
・通気性の良いストッキングや靴下を履く
・足をきれいにしておく
・除菌や除湿効果のあるアイテムを靴の中にいれておく
・毎日同じパンプスを履かない
・最終手段は、靴のクリーニング

などでケアをすると、良い状態で長く履き続けられます。

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