コインランドリーで布団を丸洗い!失敗しない洗い方やコツなど手順解説!

布団の最も簡単なメンテナンス方法は天日干しですが、丸洗いをすれば中綿に吸収された汗や皮脂を除去できるので、ほこりやダニを取り除くには洗うことが効果的です。

特にダニやほこりはアトピーやアレルギー、喘息などの疾患の原因でもあるので、定期的な丸洗いによるメンテナンスを実施することは、症状の緩和に有効です。

ただしクリーニングに丸洗いに出すと、費用がかさむうえに仕上がりまでの日数がかかります。

自宅だとよほど大型の洗濯機でないと洗うことは不可能です。

ほどほどの費用で確実に丸洗いできるのはコインランドリーの利用です。

コインランドリーで清潔な布団にする正しい方法を調べてみました。

しかし使い方をちょっと誤ってしまうと、せっかくの布団が台無しになることもあるので、きちんとポイントを踏まえて洗ってくださいね。

コインランドリーで布団を丸洗いする方法

布団は定期的なメンテナンスが必要です。

自分では自覚していなくても、一晩に約コップ1杯分の汗をかくと言われています。

汗を吸収するのは布団です。湿気を含んだままにすると、中綿がしぼんで硬くなり、寝心地が悪くなるだけでなくカビやダニの温床にもなりやすいです。

特にアレルギー体質の人は、マメなメンテナンスをしないと、肌の状態が悪化するリスクが高くなるので注意が必要です。

コインランドリーの大型の洗濯機を使えば、安く簡単に洗うことができるので、利用方法を解説します。

コインランドリーで洗える洗えないかをチェック

布団の側や中綿の種類によっては水洗いができないものがあります。

布団のサイズによって使用する洗濯機のサイズを選ぶことで、布団をきれいに洗えます。

コインランドリーでの布団の洗い方について

布団を洗った後は乾燥が必要です。正しい洗い方と乾燥の方法について説明します。

洗濯機の種類によっては多少、使い方が異なることもあります。

コインランドリーで布団を洗う時のコツ

衣類のように洗濯機に投入すればよいというものではありません。

布団は加工の状態によっては、中綿が洗っているうちに偏ってしまうことがあります。

均等な厚みを保ったままきれいに洗う必要があります。

乾燥機を使って布団のダニ・殺菌・脱臭!

コインランドリーの乾燥機は秀逸です。使い方によって防ダニ、殺菌、脱臭の効果が得られます。

定期的に水洗いをすれば常に清潔な布団で寝られます。

コインランドリーで布団を洗う時の費用

気になる費用について相場を調べました。クリーニングに出すよりはリーズナブルです。

その日のうちに洗い上がることを考えても、コインランドリーはおすすめです。

(関連記事:羽毛布団の洗濯方法。洗い方の手順やふわふわになる干し方など徹底解説!

その布団、コインランドリーで洗えるか洗えないかをチェック!

まず布団が丸洗いできるか確認します。清潔に保つには水を使って丸洗いすることが大切です。

側がシルク100%だったり、綿にシルクが含まれているもの、ムートンを使用しているもの、ウールの配合率が高いもの、和布団などは洗えないことが多いです。タグや仕様書を確認しておきましょう。

コインランドリーに設置されている洗濯機の容量を確認します。

衣類専用なら10kgぐらいの小型業務用で十分ですが、布団にはサイズがあるので敷布団と掛布団は同じ洗濯機で洗えないこともあるので、サイズと重さの確認も必要です。

一般的なシングルサイズなら12kgから15kg対応の洗濯機なら洗えます。

シングルでも厚みがあるタイプやダブルサイズなど大きなものは30kgまで対応している洗濯機を選ぶとよく洗えます。

コインランドリーでの布団の洗い方。手順を解説!

コインランドリーは、店舗によって洗濯機の種類やサイズが様々です。

ここではオーソドックスな利用手順を説明します。水洗い可の布団であることが前提ですよ。

料金設定

コインランドリーの料金設定は、洗濯機は容量、乾燥機は使用する時間によって料金が変わってきます。

洗濯機の使用料金の相場

12kgタイプ500円~700円
17kgタイプ700円~900円
25kgタイプ1,100円~1,300

乾燥機の使用料金の相場

12kgタイプ8分~10分100円
25kgタイプ5分~7分100円

洗った布団の乾燥にかかる時間は60分が目安です。

洗い方

洗い方ははとても簡単です。

・布団をロール状にして紐で2か所から3か所縛って洗濯機に入れる。
・洗濯コースを選ぶ。洗濯・乾燥コースを選ぶと良い。
・所定の料金を入れてスイッチをオンにする。おつりが出ないので100円玉を多めに用意する。

※洗濯から乾燥までかかる時間は1時間~1時間30分ぐらいです。洗剤は持参しなくて大丈夫です。

洗濯機が勝手に洗剤を投入する仕組みになってしますし、使用料には洗剤の代金も含まれています。

コインランドリーで布団を洗う時のコツ

コインランドリーには洗い方の説明書きやポイントが表示されています。

設置してある洗濯機の性能や種類によってもベストな洗い方が異なるので、利用前に一度説明書きを読んでおくと失敗がありません。一般的な洗い方のコツを調べてみました。

紐でしばる

布団はロール状にして3ヵ所程度紐で縛ると洗濯機に入れやすくなりますが、あまりきつく縛ると、全体の汚れがきれいに落ちにくくなります。

ロールにした形が崩れない程度に縛ることがコツです。

折りたたんで入れる

縛らないで折りたたんで入れるよう指示しているコインランドリーもあります。

容量の大きな洗濯機なら、布団を四つ折りにしても十分に余裕があります。水回りもよく洗い残しも少ないです。

シーツ・カバーは外す

布団を洗う時にシーツやカバーは外した方が、内部までしっかりと洗剤液が浸透しやすくなります。

洗濯機の容量

一般的な厚みの敷布団なら12kgタイプの洗濯機で十分に洗えますが、予算に余裕があれば大きめの洗濯機にした方が汚れ落ちが良くなります。

ネットを使う

布団用のネットが販売されています。

ネットに入れれば洗濯による摩擦のダメージを最小限にできるので、傷む心配がありませんし洗いあがりも柔らかくなります。

また羽毛布団を洗う時にはネットは必須アイテムです。

万が一縫い目かほつれてしまっても、洗濯機の内部を汚す心配がありません。

乾燥機を使えば布団のダニ・殺菌・脱臭などの効果も期待できる!

布団を水洗いすると汚れ落ち以外の効果もあります。

脱臭効果

布団は天日干しや専用の掃除機によるメンテナンスでは汚れを落とすことはできません。

水洗いすれば、布団の表面に付いた汚れだけでなく、中綿の奥に染み込んだ汚れや臭いも取り除けます。

防ダニ効果

布団によるトラブルの一番はダニですよね。

特に喘息や皮膚炎の原因にもなるのでメンテナンスは必須です。

ダニは天日干しやスプレータイプの除菌剤で退治することはできません。

高温で処理をすることが最も効果的です。コインランドリーで乾燥機にかけることで、ダニの繁殖を抑制できます。

最初に乾燥機に10分ほどかけてから洗濯をすると、より効果的にダニを退治できます。

殺菌効果

水洗いで雑菌を洗い流し、高温乾燥で雑菌を死滅させる効果が得られます。

清潔な布団を維持するには、定期的に洗うことが大切です。

ふわふわ感

布団は睡眠中の汗や大気中の湿気を吸収するので、使い込むうちに中綿が硬くなります。

コインランドリーで水洗いと高温乾燥をすれば、吸い込んでいた湿気が飛ばされてふわふわ感が戻ります。

コインランドリーで布団を洗ったら費用はどれぐらいかかる?

コインランドリーの料金は、洗濯機の容量と使用時間で表記されていることが多いですよね。

寝具を洗う場合には、どのくらいの料金がかかるものなのでしょうか。相場料金を調べました。

洗濯のみ

掛け布団1枚600円
敷布団1枚800円
毛布1枚500円

乾燥のみ

掛け布団1枚800円
敷布団1枚900円
毛布1枚500円

相場なのでコインランドリーによって上下しますが、オーソドックスな敷布団1枚の洗濯・乾燥にかかる料金は、乾燥機の方が料金がかかることが多いです。

生乾きのままではかえって布団の清潔状態を悪くするので、時間をかけて中までしっかりと乾かすことが大切です。

まとめ

布団は洗ってメンテナンスをすることが大切です。天日干しだけでは、ダニや雑菌を取り除くことは出ません。

定期的に水洗いをすればアレルギーも軽減させることが可能です。

また弾力がなくなって買い替え時かもと思っていた布団をよみがえらせることもできます。

設置されているマシンには様々な種類がありますが、誰でも使いこなせるように丁寧な説明が表記されています。

洗いあがりまでの時間も2時間弱ですし、料金も1枚当たり2,000円程度です。

クリーニングに出せば数週間かかりますし料金も倍近く必要です。

日常的なメンテナンスとして利用に便利です。

ただしコインランドリーを利用する場合には、水洗いができる製品であることが前提です。

タグの表示を無視して水で洗ってしまうと、製品を劣化させる原因になるので、慎重に取り扱うことが必要です。

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