鞄・バッグのクリーニングの料金相場は?9社を比較してみた

鞄・バッグのクリーニングって、出したいと思ってもなかなか思い切れないですよね。

料金が高そう、なかなか戻ってこなさそう、傷つけられたら困るといった心配をしている人のために、鞄・バッグのクリーニング店から9社選んで料金を比較してみました。

料金相場をはじめ、クリーニング内容や別途料金がかかるオプション、仕上がり日数などまとめたので参考にしてください。

鞄・バッグのクリーニング9社の料金を比較

今回は以下9社の鞄・バッグのクリーニング料金を比較しました。

  • 靴専科
  • 革水
  • リアット
  • ニコークリーニング
  • デア
  • リナビス
  • キレイナ
  • ユアマイスター
  • リペアショップひらいしや

いずれもコースは通常に値するモノ(オプションなし)で、サイズは縦+横が50~60cm前後の料金を挙げています。

会社名革製スエード布製エナメル
靴専科6,600円
革水7,560円
リアット5,400円
ニコークリーニング30,000円未満6,480円(税込)~
30,000円以上50,000円未満7,020円(税込)
など商品価格に応じ変動
デア15,000円11,000円40,000円
リナビス17,600~26,400円※傷、色落ち補修、艶出し含む
キレイナ16,500円~※艶出し含む
ユアマイスター4,320円~※業者により異なる
リペアショップひらいしや7,000円~

※金額は税込

リナビス

リナビスは、革のバッグや財布などに特化したクリーニングも受け付けています。

17,000円~25,000円とクリーニング料金は他社より高いですが、クリーニング内容には洗うだけでなく、キズ・色落ちの補修、ツヤ出しなど他社ならオプションとなるサービスが含まれます

また様々な革素材に対応や、サイズに縛りがないため、小物・財布から大きめの鞄・バッグなども気兼ねなく依頼できます。

クリーニング表示不可のアイテムも可能です。

財布・小物:17,600円(税込)
鞄・バッグ:26,400円(税込)

詳細はこちら 公式サイトはこちら

リペアショップひらいしや

リペアショップひらいしやは、ルイヴィトンをはじめ、シャネルやグッチ、エルメスなどの高級ブランドバッグ・財布などのクリーニング・修理を専門に行うお店です。

持ち手の破損や色落ち、色抜け、染み・汚れなどを、厚生労働省認可店の30年以上の経験を持つ皮革復元修復師がクリーニング・修理を行います。

革はもちろん、キャンバス生地やエナメルコーティングされた素材のバッグや財布まで対応可能。

壊れた、汚れた高級バッグをどうにか直したい方におすすめ!

基本診断手数料:2,200円
クリーニング(バッグ・財布等):7,000円~

公式サイトはこちら

ユアマイスターの鞄クリーニング

ユアマイスターは、鞄のクリーニングを依頼したい人と請ける業者をつなぐマッチングサイトです。

業者ごとにクリーニング内容や料金は異なりますが、相場より安く依頼できるものが多いです。

ブランドバッグはもちろん、故障した鞄の修理や色の補正などにも対応しています。ビフォーアフターの事例も多いので、参考にしてみてください。

参考価格:4,320円~

公式サイトはこちら

靴専科

靴専科では、革製・スエード製・布製のバッグや小物のクリーニングを受け付けています。

それぞれの素材に合った洗い方で汚れを落とし、風合いを保つために仕上げを行ってくれます。

しみ抜きはもちろん、布製の場合は色褪せを修正して改善できるのも魅力です。料金は、Mサイズ×スタンダードコースの場合を紹介します。

革製:6,600円(税込)~
スエード:6,600円(税込)~
布製:6,600円(税込)~

公式サイト

革水

革水は、洗いにくいものをきれいにしてくれる専門店です。洗う技術を世界で初めて数値化し、素材にできるだけストレスを与えないと公的研究機関に認められています。

皮革製品の修理も受け付けているほど革製品に詳しく、鞄・バッグの生地部分以外を直してもらうことも可能です。

あらゆる素材のあらゆるバッグを取り扱っているので、他店で断られたバッグでも相談してみる価値があります。

クリーニング料金は、A4サイズ(210mm×300mm)で7,560円(税込)です。

公式サイト

リアット

リアットは、年間24,000点以上ものバッグをクリーニングしているお店です。

レザーバッグでも布製のトートバッグでもブランドバッグでも、24時間365日依頼できます。

クリーニングと修理専門のショップで全国に店舗が240以上もあるので、対応が素早いのも特徴です。

ダメージが出てしまっているバッグなら、クリーニングと修理を同時に頼むのもいいかもしれません。

料金は、3辺の合計が65cm以下のSサイズコースで5,400円(税込)です。

公式サイト

ニコークリーニング

ニコークリーニングは、丁寧な手洗いでソフトな風合いと美しい仕上がりを提供してくれるクリーニング店です。

しみ抜きも素材を傷めないようにしてもらうことができ、還元加工によって色褪せをもとに戻すことも可能です。

特別な仕上げをしてもらっても、1週間とスピード対応なのが頼りになります。レザーバッグやキャンバス地の他、ビニール製のバッグでも相談可能です。

ニコークリーニングの料金は、サイズごとではなくバッグの価格によって決まります。

30,000円未満のバッグなら6,480円(税込)~、30,000円以上50,000円未満のバッグなら7,020円(税込)という具合です。スエード製品は、20%増しになります。

公式サイト

デア

デアでは、レザーバッグやエナメルバッグ、布製バッグなどのクリーニングや修理を行ってくれます。

クリーニング後に撥水加工やリカラー、カビ取りや消臭加工をしてもらうことも可能で、全く別のカラーに変えるような色変えサービスもあります。

ランドセルのクリーニングや修理も受け付けていますから、お子様がお気に入りのランドセルをいつもきれいに使わせたいというときにも利用すると便利です。

料金は、A4以内のサイズで紹介します。

布製:11,000円(税込)
革製:15,000円(税込)
エナメル製:40,000円(税込)

公式サイト

キレイナ

キレイナは、おしゃれ着のオーダークリーニングとして有名ですが、革製品やブランドのかばんクリーニングも依頼できます。

リナビス同様に、料金こそ相場より高めですが、ただクリーニングするだけでなく、革に栄養を与えるトリートメントも含みます

エルメスやシャネル、ルイヴィトンなどの高級ブランド対応はもちろん、ヘビ革・クロコダイル・オーストリッチなどの特殊な皮革のかばんクリーニングもお願いできます。

ポシェット(3辺合計60cm以下):11,000円(税込)~
バッグ(3辺合計100cm以下):16,500円(税込)~

詳細はこちら 公式サイトはこちら

鞄・バッグのクリーニングの料金相場は?

鞄・バッグのクリーニング料金は、お店によって様々です。

相場としては、布製の鞄・バッグで6,000~10,000円、レザー製で10,000~15,000円といったところでしょうか。

もともとの商品の価格によってクリーニング料金が決まるという個性的なお店もあり、特別なブランドバッグなどはそのようなこだわりのあるお店に相談してみるのもいいかもしれません。

一般的な鞄・バッグのクリーニング店では、素材やサイズによって異なる料金を設定しています。

しかし、今回紹介した中にもあるように、素材の別なくサイズの違いだけで料金を決めているお店もあります。

革製品のクリーニングは高くなるだろうとためらっている場合など、こうしたクリーニング店に相談してみるのもおすすめです。

鞄・バッグのクリーニング内容は?

鞄・バッグのクリーニングは、お店によってどこまでをサービス範囲とするかに違いがあります。

コースによってクリーニング内容を分けているお店もありますし、オプションによってサービスをプラスしていくシステムのお店もあるので、手持ちの鞄・バッグをどこまできれいにしたいのか、料金はどのくらいかけられるのかによって選ぶとよいでしょう。

例えば、通常のクリーニングでは丸洗いあるいは外側と内側を別々にクリーニングしてから風合いを整えるところまでをサービスとしているお店が一般的です。

明らかなシミは別料金でのシミ抜きになることもあり、色合いを改善したり、ダメージ部分の修理をする場合も別途料金になるお店がほとんどです。

ただ、お店によっては簡単な色合いの調節くらいまでは基本のクリーニング料金に含まれているところもあります。

リナビスの革クリーニングならキズや汚れ、色落ち補修、ツヤ出しなど含むため、新品のような風合いになり戻ってきます。

別料金になりやすい補修は?

オプションとして別料金になりやすいのは、撥水加工・カビ取り・リカラー・色替えなどです。

撥水加工をしておけば、大事なバッグを防水してくれるだけでなく汚れがつきにくい状態になります。

2,000~5,000円程度で撥水加工できるなら、しておいたほうが安心してバッグを使用できるでしょう。

バッグにカビが付くと、素人には簡単にとれないうえに放っておくとカビが繁殖してしまう恐れがあります。

早めにプロの手によってカビを取ってもらったうえで、撥水加工してもらっておくのもおすすめです。カビ取りの料金目安は、2,000~3,000円です。

リカラーは、色褪せしてしまった部分を元の色に戻してもらう加工です。

傷やスレ、黒ずみなどが付いてしまった部分も、ダメージのない部分の色に合わせることで全体的にきれいな見た目にすることができます。

リカラーは状態などによって3,000~10,000円ほどかかるオプションですが、色汚れが気になるもののまだまだ使いたいという鞄・バッグには検討してみるとよいでしょう。

リカラーではなく、全く別の色に替えてしまうのが色替えです。全体を元の色とは別の色に替えることから、クリーニング料金とほぼ同じくらいの料金がかかるとみておいたほうがよいでしょう。

また、極端に濃い色から極端に薄い色に替えるのは困難です。よほどデザインや風合いが気に入っている場合の相談オプションと考えておきましょう。

鞄・バッグのクリーニングの仕上がり日数は?

鞄・バッグのクリーニングは、基本的には通常の衣類などの仕上がりよりも時間がかかるものと考えておくのが妥当です。

早くても、1週間程度はかかります。一般的には、2~3週間待つことになっても不思議ではありません。素材やデザインによっても、時間がかかってしまうことがあります。

時間をかけても鞄・バッグをきれいにしたいという思い入れがあるときに、鞄・バッグのクリーニングを利用するのがおすすめです。

時間がかかることは覚悟のうえで、しばらく使わないと見込んだバッグからクリーニングに出すようにしましょう。

まとめ

鞄・バッグのクリーニングは、大事なバッグを長く愛用するためにおすすめのサービスです。

専門家がきれいにしてくれるので、自分では気づかなかった部分まで新品同様にきれいになる期待もあります。

あきらめていたダメージを改善したいと思ったら、まずは鞄・バッグのクリーニング店に相談してみてはいかがでしょうか。

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